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相談例
妻の不倫によって離婚し、娘二人をを養育しています。長女が学校で心理検査を受けたのですが、うつ病だと診断されて、娘と一緒に相談を受けたほうが良いと呼び出されました。相談を受けたほうが良いのでしょうか。
学校で相談が必要だと呼び出されたのですから、相談を受け詳しい話は聞くべきだと思います。
相談者は前妻の不倫によって離婚し、一人で娘二人を育てていますが、前妻の不倫を知ったときに外傷トラウマが発生して治療がされていない状態です。すると中ではトラウマが作用し続けているので、表では自分が楽しくなるもの、気分が良くなるものを探して、それを中心として暮らしをしながら子供たちは放置される可能性が高いです。もちろん衣食住は与えていますが、感情的なケアや関心については放置されているのです。娘たちは女ですから、娘たちはこの感情的なケアがとても大きな影響を与えます。
父子家庭や母子家庭で育った子供たちは何かしら問題があると考える方もいると思いますが、父子家庭や母子家庭だから子供たちに問題が起こるのではなく、父子家庭や母子家庭に至るまでに父や母が受けた心の傷やトラウマが治療されずにいると、子供たちがそのトラウマの影響を受けて問題が起こるのです。健康な心理状態の父や母がいる父子家庭や母子家庭の子供は問題が起こりません。
もし離婚をするにしても必ず外傷トラウマを治療してから、健康で幸福な心理状態で離婚するべきです。人々は「離婚してから外傷トラウマを治療してもいいですか」と質問をする人もたくさんいますが、離婚をする前に外傷トラウマを治療しなければならない理由は、離婚をすると外傷トラウマを与えた対象がいなくなったために、気持ちが一時的に楽になって治療のことは考えなくなるケースがほとんどだからです。気持ちが楽になったからといって外傷トラウマが治療されたのではありません。
このような状態だと、気持ちが憂鬱になりそうなとき、つまり傷が込み上げてきそうなときや、ストレスを感じる時は、楽しいもの、気分がよくなるものを探して、それに没頭するようになります。頻繁に旅行に行ったり、ショッピング依存になったり、自分が関係依存に陥ったり、酒に依存したり、運動や趣味活動が強化されたりなどです。もちろんすべては本人は気付かないうちに現れる現象です。
相談者の場合はまずは学校に行って相談を受けてから、ご自身に発生している前妻の不倫による外傷トラウマを治療しなければなりません。
治療教育をとおして男と女の心がどのように作用しているのか、そのメカニズムを知ると、娘たちが理解できるようになり、娘たちの心理問題を父親が解決できるようになります。ご参考ください。
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