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コラム&動画
不倫・浮気トラウマ治療をしていると、夫の不倫に対して自分に非があると話している妻を見ますが、とても残念でなりません。
いくら妻には過ちはないと言っても、妻は自分を責め続けます。
「いろんな所でカウンセリングを受けたが、夫の不倫には妻にも一部責任があるから妻が努力しなければならない。周りの友達、家族みんな妻にも過ちがあるだけに、夫の不倫を理解して、うまく解決していかないといけない。待っていれば戻ってくるはずだ。夫の不倫には妻にもそれなりの原因がある」などと言われ、妻自身が夫へ不倫の原因を提供したと確信を持っているのです。
そして妻は「皆そう言っているのに、どうして先生だけが私に過ちがないと言うのですか。正直にありのままを話してください。私を慰める必要はありません」と言いながら筆者が言うことを信じようとしません。
こんな話を聞くと、本当に不倫問題について何も分かっていないカウンセラー、友達、家族たちです。みんなこのような認識をもっているから不倫問題が解決できないのです。
不倫・浮気トラウマ治療の際、多くの妻たちが誤解する部分がありあます。
夫が不倫をして傷と怒りで苦しんでいる時、そして周りの人々が「夫婦問題は夫の過ちだけでなく、妻にも過ちがある。だから妻も夫の不倫の原因の提供者である」と言うと、多くの妻が自分のせいで夫が不倫をしたと自責してさらに苦しさを感じます。
しかし、夫の不倫で妻の過ちは全くありません。夫の不倫が発生したとき、妻も夫の不倫に原因があるという話は全て夫の不倫をかばったり、夫の不倫に対する稚拙な言い訳に過ぎず、家父長的で男性権威的な意識からくる自己合理化です。
夫の不倫の発生原因は、夫自身の関係依存と不倫の環境が結びついた時に、夫の理性がこれを統制できなかったために生じるもので、妻の原因はありません。
特に、夫は自分の関係依存を予防できずにセックスの快楽を理性で統制できなくなると、関係依存またはセックス依存をはじめ、性倒錯症、性格障害、その他の様々な心理障害を伴うことになりますが、このようになった原因は夫の過ちであって、絶対に妻の過ちではありません。したがって、夫の不倫は完全に夫自身の問題であり、夫の過ちです。
では、不倫をした夫や周りの人、または一般のカウンセラーが言う「夫婦問題は夫と妻の共同責任で、夫の過ちには妻にも原因がある」と言うのはなぜでしょうか。
これはまさに不倫問題を夫婦問題の一つとして捉えているからです。これは非常に歪曲された誤った認識です。
不倫問題は、夫婦問題、心理障害である関係依存、不倫女(または不倫男)などがすべて結合された問題であるため、不倫問題と夫婦問題は全く別の異なる問題ですが、不倫問題を夫婦問題の一つとして認識しているために、不倫問題は解決できず、不倫カウンセリングや夫婦カウンセリングでも不倫問題は解決されないのです。
夫が不倫をしたなら、これは夫自身の関係依存によって発生した本人の過ちですが、この時、理性の統制が弱まった原因の一つとして結婚生活における夫婦問題があります。したがって、夫婦生活における妻の過ちや問題点は夫婦問題であって、この夫婦問題は夫の理性統制を弱めた原因の一部であり、夫の不倫とは関係がありません。
夫の理性の統制を弱める原因には、多くのものがありますが、長期間続いた夫婦問題、夫婦間のセックス問題、夫の性格問題、夫の心理問題、夫の情緒的不安や強迫症、ストレスとノイローゼなど多様な原因が理性の統制を弱めます。したがって、妻は夫の理性の統制に一部影響を与えたかも知れませんが、夫の不倫に対する過ちはありません。夫の不倫は、夫自身の心理障害と自分の過ちです。夫が不倫をした時に妻は自分の問題、自分の誤った言葉と行動、自分の誤った考えなどによって夫が不倫をしたと考えてはなりません。妻には過ちがないので、自分を責めて、苦しみ、つらくなって、話もできずに心理的苦痛を抱いてはなりません。
妻は自分の発生した外傷トラウマを治療して心理を回復させた後、夫の不倫問題を解決できる能力をつけなければなりません。そうしてこそ夫にも心理障害を治療できる機会を与えることができ、幸福能力をもって生きていけるようになります。
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